生涯にわたって通用する勉強法とは?

「あおい塾」では、単に高校合格だけでなく、生涯にわたって通用する勉強法を教えます。

人間は、生涯勉強です。

世界は日々進歩しており、数年前までは「標準・常識」とされていた方法や理論が通用しないこともあります。

また、新しい知識や技術を常に取り入れ、自分を磨く必要があります。

学生時代であれば勉強時間を十分取ることができますが、社会に出れば働きながら勉強する必要があります。

その際、効率の良い勉強法が身についていればきっと役立つはずです。

 


まずは自己分析から


諸子百家の一、兵家・孫子の言葉に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない)」があります。

実はこれには続きがあるのですが、知っていますか?

それは「敵を知らず、己を知れば、1勝1負す(敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず)」

そしてさらに「敵を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危うし(敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける)」と続きます。

残念ながら「敵を知り、己を知らざれば…」のパターンについては述べられていません。

しかし、意外と多いこのパターン。感覚的に「試験(敵)」について、範囲や傾向など知れば、80%は解決したといってもいいかもしれません。

しかし、20%の不安が残ります。この20%を埋めてくれるのが、自己分析、ということになります。

 

今回は、「成績が伸び悩む系のタイプ」を並べてみました。当てはまっていませんか?自己分析をしてみましょう。

 


Aタイプ:絶対的な勉強時間不足


「自分は直前にならなければ集中できないタイプ」といいわけをし、勉強を後回しにするタイプ。

動物(ほ乳類)はみな、窮地に立たされると大きな力(火事場の馬鹿力)を発揮します。

ですので、人間は全員「直前にならなければ集中できない」生き物なのです。

「自分は直前にならなければ集中できないタイプ」というのは単なる逃げ口上、合格を目指すのならば腹をくくりましょう。

 


Bタイプ:「勉強」と「作業」を混同してしまう


美しいノートを作成することに命をかけるタイプ。

時間をかけているのに、やっているのに成績が伸びないという悩みを持っています。

注意しなければならないのは、「作業」と「勉強」は異なることです。

試験において「勉強」とは、「インプット」と「アウトプット」です。

ノート作りは時に「インプット」ではなく単なる「作業」となってしまうことに気付きましょう。

テキストや教科書の内容や、黒板の内容を移す方がいますが、これでは「写経」と同じです。

この時は、脳をほとんど使っていません。

「インプット」もしているようで、実はほとんどしていません。

これでは時間をかけても成績を上げることはできません。

しかし、まとめノートを作ることがいけないのではありません。

注意すべきは、まとめノートを作成する際に、内容を一生懸命暗記しよう、と思うことです。

そして、記憶を基に、思い出しながらまとめノートを作成すること。

これならばノート作りは、「インプット」と「アウトプット」になり、結果につながるでしょう。

 


Cタイプ:自分を信じ切れないタイプ


受験勉強を始めても、すぐに結果が出るわけではありません。

猛勉強を始めても、結果が出るのには最低3ヶ月はかかります。

9月に勉強を始めれば、結果が出るのは12月、年明けの1月辺りです。

つまり、猛勉強を始めて3ヶ月は低空飛行が続くのです。

この時に、

「自分は猛勉強しているのに成績が上がらない。」

「自分は勉強に向いていないのだ。」

「周りの人は賢いけれど、自分はそうではない…」

などと落ち込むタイプの人がいます。

これは大変な間違いです。

成績というのは、勉強すれば右肩上がりの直線でも伸びていくものと考えがちですが、実際は指数関数的に伸びます

自分を律して(コントロールして)勉強を続けることが必要です。

「自分は勉強に向いていない」と思っている学生さんの多くが、低空飛行の時点で勉強を投げ出してしまった人たちです。

中学3年間の内容が問われるのが入試です。

そんなに簡単に結果がでるわけではありません。

まずはがむしゃらに「3カ月間」信じてやり続けることです。

 


皆さんはどのタイプでしたか?


自分のタイプが分析できれば、対策を練ることができます。

自分の弱点を客観的に見ることができた学生は、試験に合格します。

勉強法は無数にあります。「あおい塾」では数々の勉強法を指導し、実践してもらいます。

無数にある勉強法には向き不向きがあり、自分に合った勉強法をみつけるためです。

個人個人によって勉強方法は異なりますし、科目によってもことなります。

いくつか試し、「自分にあった勉強法」を身につけましょう。

必ず「自分にとって最良の勉強法」があります。