今日はちょっと昔話。てか授業でよくするお話。
円周率。「π」ですね。これをね、実は中3のときに「100桁」覚えたんですよ。
π=3.141592653589793238462643383279502884…
いまでも60桁ぐらいまではスラスラでてきます。
皆さんはこれを聞いてどう思いましたか?
「すごい!」?
「俺も覚えたい!」?
「何の役にたつの?」?
なぜ覚えようかと思ったかというと、中3の受験期にTVで「全国賢い小学生クイズ大会」てのをしてて。
TV見ながら、当時の僕は「小学生の問題なんて全部答えられるわ!」と見てました。
で、敗者復活戦の問題が「円周率を何桁書けるか?一番多く書いた人が決勝進出!」なんて問題が出まして。
そのとき僕は 3.141 までしか知らなくて。
そしたら画面の中の小学生の女の子がたしか 3.14159265358979 まで書いたんですよね。
「すげー!なんじゃこの小学生!」と思ってみてたら、もう一人の男の子が
3.141592653589793238462643383
まで書いたんですよ!(結局その子が決勝進んで優勝してました)
それが悔しくて「俺も覚えたる!」てのがきっかけでした。
時は過ぎ、高校入学して丁度今ぐらいの時期(5月ごろ)に、高校の同級生と「しょーもない自慢」話をすることに。
そのときに「俺な、円周率100桁言えるで!」と。
丁度そのとき3人いたんですが、
A君の反応:アホやな、そんなん何の役に立つねんw
B君の反応:すごいやん!俺も覚えてみたい!
C君の反応:へー…。(無反応)
でした。
C君の反応は無反応だったんですが、実はその1ヶ月後ぐらいに
「なぁなぁ、あのな、俺円周率200桁まで覚えたで。」と言ってきたんですね。
なんじゃこの負けず嫌いはwと思いましたよ。
まぁここまではよくある話かもしれませんが、実録のため、今ではその3人がどうなったか、てのがわかります。
実際の進路は
A君:近畿大学
B君:神戸大学
C君:京都大学→現在弁護士
でした。
どうでしょう?皆さんはどんな反応でしたか?
たかが円周率、されど円周率。
「円周率」自体は何の役にも立たないかもしれません。
しかし、「負けず嫌い」な心は持っていて損はないと思いますよ。
※ ちなみに、予備校講師時代に、数学科の先生たちと同じような話をしたら
「俺100桁言えるで!」
「あー、俺500桁覚えた!」
「俺は、999999のところまで覚えた!」
「え、2000桁言えるけど?」
でしたw(実話)
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